遠赤外線効果とは
岩盤浴の身体に良い遠赤外線効果とは、具体的にはどういうことなのかを知っておくと、今後の岩盤浴ではより楽しく過ごすことができます。光には赤や緑などの可視光線以外に、見ることのできない赤外線や紫外線があって、遠赤外線もその見えない光線のひとつです。また、遠赤外線は熱線とも言われ、ものを内側から温めるという熱的作用の強い電磁波という特性があるのです。
冬の昼下がりに、縁側などで日向ぼっこをしていると、身体の芯からほんわかと温まってきますが、これは太陽が放射する遠赤外線の温め効果なのです。また、ガスで魚などを焼くと、外は焼けているのに中は生焼けなんてこともありますが、炭火を使うと中までしっかり火が通っていて、しかもみずみずしい、これも炭が温まって放射する遠赤外線の効果なのです。
岩盤浴で使われる天然石が放射する遠赤外線も、これらと同様の作用で身体をほんわかと温める効果があるのです。しかも遠赤外線には、身体の細胞を活性化して血流やリンパの流れを促進し、血中やリンパに含まれる酸素をより多く身体中に送り込んでくれる働きを持つ一定の波長帯があり、その波長帯の遠赤外線は育成光線とも呼ばれているのです。