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発汗と湿度の関係

湿度が高いときには、ムシムシして汗も沢山流れ出てきそう、と思うのですが、意外なことに湿度の高いときには汗は出にくくなるのです。汗は、蒸発することで身体から気化熱を奪い体温を下げるのですから、湿度の高い状態では汗は気化しにくく、したがって発汗も抑制されてくるのです。梅雨の鬱陶しい時期にとても不快な蒸し暑さを感じるのは、実は湿度が高いために発汗が抑制されているからなのです。

つまり、発汗しても蒸発して気化しにくいから体温も下がらない、それなら発汗してもしかたがない、従ってそんな無駄なことに大切な水分や成分を流さない、というのが私達人間の身体の仕組みなのです。では、湿度の高い状況を想像すると汗が沢山出てきそうだと考えるのは何故なのでしょう。それは、そうした高温多湿の状態では最初にかなり汗が出ることを身体が覚えているからなのです。

高温多湿環境では、最初にどっと汗が出ますが、汗が気化しないことを身体が感知しますので、発汗がいつまでも続くようなことはなく短い時間で止まってしまうのです。つまり、じっくり発汗してサラサラの汗をかこうと思うのなら、あまり高温多湿な状態では効果が期待できないということなのです。

発汗ミニ知識

汗は酸性?それともアルカリ性?汗は汚いものなの?汗をかいたら痩せることができるのかな?汗をかくと良いのはわかっていても、疲れてしまうから嫌だな、などと汗については分からないことが多く、ときには間違ったり誤解していることもあります。そんな汗の疑問について調べてみましょう。

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