岩盤浴の汗は、本当に良い汗?
近頃は、上手に汗をかくことのできない人が増えているようで、冷房病などにもかかりやすい人が多いようです。夏には冷房、冬には暖房と身体の汗腺を刺激しないような生活形態で過ごしていると、暑い盛りに涼しい室内から日差しのきつい屋外へ出たときなどには瞬く間に大粒の汗がボタボタ滴り落ちてきます。こういう汗は、身体に大事なミネラルなどの成分まで流れ出てしまい、その結果ベトベトして乾きのよくない悪い汗なのです。
人間の身体には汗を出すための温度感知装置のようなものが、皮膚表面と脳の2箇所にあって、外気の急激な変化には皮膚にある感知装置が反応して発汗します。それに対して、脳にある感知装置では身体の深部の温度に反応して、身体の恒温性を保つために汗を出すのです。涼しい室内から日差しのきつい屋外へ出たときにかく汗は皮膚表面で感知してかく汗で、身体の深部の温度に関係なくかきますから、ボトボトした大汗をかいているにもかかわらず、身体の深部の温度には変化がありません。ちょうどサウナなどでかく汗も、この汗によく似たかきかたをしていますから、汗がベトベトしてそのままでは気持ち悪いからシャワーを浴びなくてはいけないし疲れも出るのです。
それに対して、岩盤浴では遠赤外線やマイナスイオンの働きにより、脳にある温度感知装置が反応して汗を出しますから、身体の深部の温度を調節するために必要なだけの汗がゆっくり出てきます。そのため、身体に大事なミネラル分も失うことなく、混じりけの殆どない水の成分に近いサラサラの汗が出てくるのです。遠赤外線の共鳴振動作用とマイナスイオンの界面活性作用という2つの働きで、汗や血液の粒を極微粒子にすることもサラサラの汗となるもうひとつの理由です。岩盤浴では、そうした水の成分に近い汗をかきますから、入浴後にはシャワーを浴びる必要もなく匂いもない、また疲れを感じるようなこともない、健康な良い汗がかけるといえるのです。