岩盤浴後のシャワーは必要ない?に対する疑問
岩盤浴後には、良質の皮脂膜が身体を覆って天然のクリーム効果があることから、シャワーで洗い流してしまうのはもったいないことだということはわかりますね。しかし、岩盤浴では身体の中に溜まっていた有害金属という体外毒素も体外に排出されています。この有害金属は肌に残ったままだから、やはりシャワーを浴びたほうがいいのではないかとも考えることができますね。
確かに、肌には体内から出た有害金属が残っていますが、体内で身体に与える影響度からみると、体外に排出された有害金属の害はほんの僅かです。体内では、有害金属と酵素が結合してしまい、酵素の働きを邪魔してしまうことにより代謝がうまく機能しなくなり、内臓障害や中枢神経などに対する機能障害、脂肪分解酵素の機能障害などを起こします。ところが皮膚面ではこうした機能障害を起こす要因になるものは何もありません。
長期にわたって皮膚に付着している場合には、再び皮膚から体内に入ることもありますが、岩盤浴後から自宅へ戻ってお風呂に入るまでの少しの時間では、身体に与える影響はまず無いに等しいのです。したがって、そのしばらくの間は身体に行き渡った天然のクリームを大事にそのままにしておくことの方が、身体にとっては大切なことなのです。
それでも、やはり気になる、また、岩盤浴を始めた頃にはドロドロの悪い汗が出てくることもあり、悪い汗にはミネラル分なども混じっていてネバネバしている、そういうのも気になる、と考える人もいることでしょう。そんな場合には、2~3回に分けて入る岩盤浴の最初の第1クールが終わったら、シャワーで一度身体を流すのもいいでしょう。でも岩盤浴では、後になるほどサラサラの良い汗が出てきますから、最後のクールで出た汗はやはりシャワーで流さずにそのまま乾燥させて着替えることが身体にとっても良いことなのです。