半身浴ではぬるめのお湯が一番
お風呂は熱いお湯が一番、と考える人も多いと思います。だけど熱いと感じる温度のお湯は、ある意味危険なことがあるのです。お湯が熱いとのぼせてしまうこともありますし、何より熱いお湯に長時間浸かっていることはできませんから、身体の表面は温まることができても身体の芯まで温まることができずに出てしまいます。
それに、体温との差が大きいと自律神経の片方である交感神経が刺激され、脳や身体は興奮状態になり、その温度差が大きいほど血圧や心拍数が急激に上がります。高齢者や血圧が高い場合にはひどいと脳卒中にもなり兼ねない危険性があります。その点、ぬるめのお湯はゆっくり長く浸かることができますから、身体の芯まで温まることができます。
ぬるま湯は、自律神経を刺激してリラックス効果を高めるもう片方の副交感神経の活動を活発にし、発汗効果もより高まりますし、血圧が急激に上昇するようなこともありませんから危険なこともありません。赤ちゃんがまだお母さんのおなかに入っているときの羊水温度が39度前後ですから、その温度に近いぬるま湯は最もリラックスできる状態に近い環境なのです。