フルーツ入浴法
民間入浴療法として知られている、フルーツを使った入浴法でも発汗効果が高くて身体にいいものが沢山あり、代表的なものについてみていきましょう。
みかんの皮を使ったみかん風呂入浴法では、食べ終わったみかんの皮を3日間陰干しして保存しておきます。カビが生えないように時々表裏を入れ替えるようにして干しましょう。利用方法は、みかん15~20個分の干した皮を布袋に入れて浴槽のお湯に浸けます。ぬるめにしたお湯にゆっくりつかることで、みかんの有効成分を身体にしっかり感じることができます。
みかんには、リモネンという精油成分が含まれており、お湯に溶け出したその精油成分が血行を良くして身体をホカホカ温めます。またリモネンには保湿効果もあって、肌もツヤツヤになるのです。リモネンの爽やかな香りには、鎮静作用があってリラックスするにも効果的です。
一般の水道水で沸かしたお風呂のお湯には塩素成分が含まれており、塩素には肌を酸化させてしまう作用があるのですが、みかん風呂には肌を酸化から守ってくれる酸化還元作用もあるのです。また、みかんの皮の干したものは陳皮といい漢方薬の材料としても使われるものですから、細かく切ってお湯を入れるとみかん茶が出来上がります。入浴後の水分補給として飲めば保温効果は一層高まります。
また、ゆずを輪切りにしてお湯に入れるゆず風呂入浴法も、みかん風呂と同じ効果が期待できます。その他、いちじくや枇杷の葉を使ったり、りんごの皮を使うフルーツ入浴法がありますから、いろいろと試して自分にあった入浴法を見つけましょう。