岩盤浴と水分の消失
岩盤浴では一般的に多量の良い汗をかくことができますが、多量の汗をかくということは多量の水分が身体から失われているということです。岩盤浴では、それだけ脱水症状になりやすいというとても危険な側面も持ち合わせているのです。それだけに、岩盤浴に際しての水分補給には充分な気配りをする必要があるのです。
成人の身体にある細胞数はおよそ60~75兆個もあるのですが、それぞれの各細胞に血液などの体液を使って栄養分を届けたり老廃物を排出したりしています。そうした体液は、なんと身体の60~70%の比率を占めています。岩盤浴で多量の汗を流した場合には、1~2リットルもの汗が出ますから、仮に体重が50キロの人だと30キロが水分で占められており、2リットルの汗が出たとすると身体にある水分のおよそ7%近くが出てしまったことになります。
人間は、2%の水分の消失でのどの渇きを感じ、4%を超えると体温が急上昇して疲労やイラツキ、頭痛などの症状が出ます。6%を超えると呼吸困難となり、8%では痙攣を起こし、10%を超えると血液の循環機能に重大な障害が生じます。こうした脱水状態を考えてみると、岩盤浴での7%の水分消失は大変な数字だということがよくわかりますね。もし水分補給をしなければ、呼吸困難になり痙攣一歩手前の症状です。